混戦を抜け出したのは、昨年の全米女子オープンチャンピオンのリュー・ソヨン (Gregory Shamus/Getty Images)

◇米国女子◇ジェイミーファー・トレードクラシック 最終日◇ハイランドメドウズGC（オハイオ州）◇6,428ヤード（パー71）

通算11アンダーの首位に4人が並ぶ大混戦で迎えた大会最終日。抜け出したのは2011年の「全米女子オープン」を制したリュー・ソヨン（韓国）だった。3番、5番とバーディを奪うと、9番から14番まで怒濤の6連続バーディ。最終18番でもバーディを奪ったソヨンは、通算20アンダーでホールアウト。2位以下に7打差の圧勝でツアー2勝目をつかんだ。

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通算13アンダー、単独2位は5ストローク伸ばしたアンジェラ・スタンフォード。通算8アンダー8位タイからスタートしたスタンフォードは、ソヨン以外の上位選手がスコアを伸ばせず苦戦する中、6バーディ、1ボギーで単独2位に食い込んだ。

3位タイは通算12アンダーの朴仁妃（韓国）とシェラ・チョイ（韓国）。通算11アンダー5位タイにジェニー・リーとキム・インキョン（韓国）の2人。そして、最終日を首位と1打差の5位タイで迎えた日本の宮里美香は、スコアを伸ばせず通算10アンダーで申智愛（韓国）と並び7位タイになった。

その他の日本勢は、57位タイからスタートした上田桃子が、スコアを1つ伸ばして通算1アンダーの45位タイ。大会初日に4アンダーをマークし上位につけた金子絢香は、最終日もスコアを1つ落として通算3オーバー65位タイで4日間の戦いを終えた。