スコアを2つ伸ばし、上位でトーナメントを折り返した宮里藍（Andrew Redington／Getty Images）.

◇米国女子ツアー◇HSBC女子チャンピオンズ2012 2日目◇タナ・メラCC（シンガポール）◇6,547ヤード（パー72）

首位を追う後続組がスコアを伸ばし、混戦の様相を呈した上位争い。7位タイからスタートしたケイティ・フチャーとジェニー・シン（韓国）がともに「67」をマーク。初日首位に立っていたアンジェラ・スタンフォードを捕らえ、通算8アンダーの首位に3人が並んだ。

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7位タイからスタートした宮里藍は、3番（パー3）でバーディ先行。5番（パー5）でボギーを叩くも、直後の6番でバーディを奪い返して再び流れを呼び戻す。9番（パー5）、折り返し後の16番とバーディを重ね、この日4バーディ、2ボギーの「70」。チェ・ナヨン、パク・ヒヨン（ともに韓国）と並び通算5アンダーの4位タイに浮上し、首位の背中をうかがえる位置で残り2日間の戦いに臨む。

通算4アンダーの7位タイには、日本ツアーを主戦場とする李知姫（韓国）をはじめ、申智愛、キム・インキョン（ともに韓国）、フォン・シャンシャン（中国）らアジア勢がズラリ。宮里美香はスーザン・ペターセン（ノルウェー）らと並び、通算2アンダーの14位タイに続いている。

2位タイからスタートした上田桃子は、序盤からボギーが先行する苦しい展開。スタートホールの1番でボギーが先行すると、10番までに4ボギーと失速。バーディは15番（パー5）1つに留まり、ヤニ・ツェン（台湾）らと並び通算1アンダーの20位タイに大きく後退した。前年覇者のカリー・ウェブ（オーストラリア）は連日の「72」と伸び悩み、通算イーブンパーの27位タイとしている。