野村敏京、米国女子下部ツアーで勝利!
2011年 アヴネットLPGAクラシック
期間:04/28〜05/01 場所:RTJゴルフトレイル(アラバマ州)
野村敏京が41位発進、美香&藍は出遅れる
アラバマ州のRTJゴルフトレイルで開幕した、米国女子ツアー第6戦「アヴネットLPGAクラシック」の初日。キム・ソンヒー、グレース朴(ともに韓国)が5アンダーで首位タイに並んでいる。
ソンヒーは、3連続バーディを含む7バーディ2ボギーと、スコアを伸ばし首位に浮上。一方パクは、1イーグル5バーディ2ボギーで首位に並んだ。1打差の4アンダー2位タイには、ステーシー・ルイス、カレン・スタップルス(イングランド)が並んでいる。続く3アンダーの5位タイにはチェ・ナヨン、ディフェンディングチャンピオンの朴セリ(ともに韓国)らが続いている。
<< 下に続く >>
宮里美香は2オーバーの61位タイ、宮里藍は、4オーバーの93位タイとスロースタートを切った。美香は、「今日は3パットが2つあったが、バーディパットは長いのが決まったので自分的には満足。33パットだったのは惜しいなと思うが、ピンポジションもシビアで狙いたくても狙えず厳しかった」と初日のコースセッティングの難しさにより攻めのゴルフとは行かなかったが、ロングパットへの自信を深めるなど手応えを掴んでいるようだ。藍も、「風の影響もあったし、ピンが手前に切られていることも多かった」とチャンスにつけられず、難コースセッティングに苦しんだ。
また日本人最上位は、1オーバー41位タイの野村敏京。韓国の高等学校を卒業後、プロに転向。先月、日本国籍を選択し、現在は“ハル・ノムラ”の登録名で米国を中心にプレーを続けている。4バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの「73」という健闘にも「パットの打ち方が悪かった」と反省の弁。「最後でバーディを獲ったし、自信はあります」と、さらなる上位に向けて意欲を燃やしていた。