イングランドのロイヤルバークデールで開催中の米国女子ツアー第21戦「全英女子オープン」3日目。リンクスらしからぬ好コンディションに恵まれ、好スコアが続出した。宮里藍も6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーと3つスコアを伸ばしてきた。「良い流れでゴルフができた」と自身初となるメジャーでのアンダーパープレーに笑顔。トータル2アンダーの23位タイと健闘中だ。

不動裕理も負けてはいなかった。6バーディ、1ダブルボギーと宮里を上回るゴルフで4つスコアを伸ばしトータル4アンダーの17位タイ。昨年の日本女子ツアーを最後まで盛り上げた2人が、イングランドの地で実力を発揮している。なお、予選を突破したもう一人の日本人選手である東尾理子は5オーバーの61位タイで3日目を終えている。

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トップは初日から独走している韓国のジオン・ジャン。13アンダーまでスコアを伸ばし、2位に5打差をつけている。ジオン・ジャンは米ツアーで無冠。メジャーの地で初勝利を達成する絶好のチャンスとなった。

8アンダーの2位タイにはアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）とクリスティ・カー、さらに7アンダーの4位タイには先週の「エビアンマスターズ」で今季2勝目を挙げた18歳のポーラ・クリーマーと15歳のミッシェル・ウィなど強豪がひしめいている。明日の最終日、1ホールでの大たたきも珍しくないリンクスコースだけに、まだまだ勝敗の行方は分からない。