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キム・ジョンドクが逃げ切って今季2勝目!

兵庫県にあるジャパンメモリアルゴルフクラブで開催されている、国内シニアツアー第6戦「皇潤カップ日本プロゴルフシニア選手権大会」の最終日。単独首位からスタートしたキム・ジョンドク(韓国)が、通算13アンダーで今季2勝目を挙げた。今年で50回目を迎える歴史ある大会で、初の韓国人選手の優勝者となり、賞金ランクも2位に大差をつけて首位に立つ。

首位と3打差の通算10アンダー単独2位には、友利勝良が5ストローク伸ばして5位タイから浮上した。通算6アンダー3位タイには三好隆グレゴリー・マイヤーの2選手、通算5アンダーの単独5位にはマルク・ファリー(フランス)が続いた。

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そのほか、奥田靖己高橋勝成B.ルアンキット東聡が通算4アンダーの6位タイでフィニッシュしている。

<日本タイトル獲得のキム「ほんとうにうれしい」>
単独首位からスタートしたキムに、プレッシャーをかけ続けたのは、2打差を追う三好。前半は、両者一進一退のプレーを展開したが、勝負の分かれ目となったのは10番(パー4)。キムがバーディを奪うが、三好はボギー。さらに「12番でバーディが獲れて、3打差になった時に優勝を意識した」と、キムのスパートはここから開始。13、14番と3連続バーディを奪うと、2位に3打差をつけて逃げ切った。「先週は韓国、今週は日本で優勝できてうれしい」と喜びに浸った。今大会の優勝により、来年の「全英シニアオープン」出場権を獲得、その先を見据え目を輝かせた。

<友利「バーディは一番のクスリ」>
スタートから連続バーディ発進と、「今日はほとんどアプローチをしていない」とセカンドショットがビシビシとグリーンを捕えた。「自分のゴルフをすることだけに集中していた」と話す友利は、チャンスを生かしバーディパットを次々と沈めた。「(チャンス)につけても拾えない時期は辛かったが、ここ数戦は獲れるようになってきた。バーディはゴルファーにとっての一番のクスリですね」と表情を緩める。友利の2位は今季最高位。シーズン終盤、残すはビッグタイトルの2戦、勝利の準備も整った。

<失速の三好は自分でミスして崩れる>
キムに着かず離れずの粘りを見せた三好は、ハーフターンで1打差に迫るも後半10番で失速。バーディチャンスにつけるが、ことごとくカップに嫌われパーセーブ。この日の三好は悔しさで何度も天を仰いだ。最終日は3ストローク落とし3位タイに後退。16番では痛恨のダブルボギーとし、自分でミスして崩れる。“攻め”のゴルフは、難コースのセッティングに敵わなかった。(兵庫県・吉川町/糸井順子)

関連リンク

2011年 皇潤カップ日本プロゴルフシニア選手権大会



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