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渋野日向子が涙のツアー5勝目 4人のプレーオフ制し1年11カ月ぶり

◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日(10日)◇東名CC(静岡)◇6592yd(パー72)

渋野日向子が通算10アンダーで並んだ4人によるプレーオフを2ホール目で制し、2019年11月の「大王製紙エリエールレディス」以来となる日本ツアー5勝目を挙げた。1年11カ月ぶりの勝利を決めた瞬間、涙を流した。

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アマチュアの佐藤心結(茨城・明秀学園日立高)、ペ・ソンウ(韓国)、木村彩子が2位。1ホール目で木村が脱落した後、2ホール目で渋野がただ一人バーディを奪った。

渋野は最終ラウンドを2打差の5位から出て「68」でプレーし、首位に並んだ。優勝インタビューで「プレーオフはすごく緊張した。自分の“勝ちたい欲”を抑えて一打一打に向き合ってやってきたかいがあったと思う。ここ数試合は上位で争ってきたが、勝てるとは思っていなくてうそかと思い、涙が流れた」と語った。

西郷真央西村優菜が通算9アンダー5位。

前回大会覇者で賞金ランキング1位の稲見萌寧は通算7アンダー8位。首位から出たランク2位の小祝さくらは14番でトリプルボギーを喫するなど「77」をたたき、3アンダー24位に終わった。

<上位の最終成績>
優勝/-10/渋野日向子
2T/-10/佐藤心結(アマ)、ペ・ソンウ木村彩子
5T/-9/西郷真央西村優菜
7/-8/山下美夢有
8T/-7/稲見萌寧イ・ミニョン大里桃子高橋彩華

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