現在、米ツアーの賞金女王に最も近い申智愛。大会連覇で快挙に弾みをつけられるか

国内女子ツアー第31戦「ミズノクラシック」が、11月6日（金）から8日（日）までの3日間、三重県にある近鉄賢島CCで開催される。この試合は、USLPGAツアー公式競技でもあり、賞金総額は140万ドル、優勝賞金21万ドルと高額。優勝者には、翌年のLPGAツアーのシード権も与えられる。

出場選手78人のうち、半数を超える43人がUSLPGAのツアープレーヤー。日本ツアーからは35人が出場する。海外勢の注目は、初の賞金女王に向けて賞金ランクトップを走る、日本でも御馴染みの申智愛（韓国）だろう。昨年大会では2位に6打差をつけて圧勝するなど、コースとの相性にも問題はない。今年も優勝候補の筆頭に挙げられる存在だ。

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そして、申を約21万ドル差の2位で追う宮里藍。シーズンも残すは3試合に迫り、賞金女王獲得へ向けて厳しさも増してきた。ホームの利を活かせる今大会で、その差を少しでも詰めたいところだ。さらに2007年大会を制している上田桃子、宮里美香に加え、5年ぶりの出場となるロレーナ・オチョア（メキシコ）ら豪華メンバーが揃った。

日本ツアーからも、賞金ランクトップを走る諸見里しのぶ、同2位の横峯さくら、先週の「樋口久子IDC大塚家具レディス」で勝利を飾り同3位に浮上した全美貞（韓国）ら、今シーズンの主役たちが揃って出場。同4位に後退したものの好調なプレーを続ける有村智恵のほか、古閑美保、不動裕理、三塚優子ら実力者たちへの期待も高まる。

【主な出場予定選手】
申智愛、宮里藍、L.オチョア、チェ・ナヨン、Y.ツェン、K.ウェブ、チ・ウンヒ、上田桃子、宮里美香、諸見里しのぶ、横峯さくら、全美貞、有村智恵、三塚優子、李知姫、古閑美保、馬場ゆかり、不動裕理、服部真夕