申ジエが2位に6打差をつける快勝で初のメジャータイトルを獲得した

◇国内女子メジャー◇LPGAツアー選手権リコーカップ 最終日◇宮崎CC（宮崎）◇6448yd（パー72）

首位と1打差の2位からスタートした申ジエ（韓国）が6バーディ、2ボギーの「68」でプレーして通算7アンダーとし、2位に6打差をつける圧勝で自身初となる国内メジャータイトルを手にした。ツアー通算では、特別公認する米ツアー「ミズノクラシック」の2勝を含めて12勝目。

＜＜　下に続く　＞＞

優勝賞金2500万円を獲得し、史上3番目のスピードとなる99試合目での生涯賞金4億円突破を達成（1位は宮里藍の82試合目）。シーズン有終の美を飾った。

首位から出た大山志保は「75」とスコアを3つ落とし、通算1アンダーの2位。通算イーブンパーの3位には成田美寿々、吉田弓美子、酒井美紀が続いた。

3週連続優勝がかかっていた賞金女王のイ・ボミ（韓国）は、テレサ・ルー（台湾）、チョン・インジ（韓国）と並んで通算1オーバーの6位で今季の戦いを終えた。

優勝した申、9位タイに入った渡邉彩香が最終戦で、今季の賞金額を1億円に乗せた。イ、ルーのほか、アン・ソンジュ、李知姫（ともに韓国）を加えた計6人が年間1億円を超え、これまで最多だった4人（2009年、12年、14年）を更新した。