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諸見里しのぶが逆転勝利、今季4勝目1番乗り!

神奈川県にある大箱根CCで開催されている、国内女子ツアー第20戦「CAT Ladies」の最終日。日中は雲が広がり暑さも抑えられ、風も穏やかな好コンディション。上位は序盤からスコアを伸ばし、最後まで熾烈な接戦が演じられた。

最初に一歩抜け出したのは、最終組の1組前、首位に1打差の2位タイからスタートした諸見里しのぶ。1番パー5でグリーン奥のエッジから、残り12メートルのアプローチをAWで直接沈め、いきなりのチップインイーグル。早々に単独首位に立つと、2番、4番とバーディを重ねるロケットスタートを見せる。同じく好スタートを切ったのが、諸見里と同じ2位タイ、最終組を回る福嶋晃子。1番から6番までで5バーディを奪い、諸見里を追い抜き首位に立つ。

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通算7アンダーの単独首位からスタートした古閑美保は、「最初は浮き足立っていた」と、1番、6番で1メートル前後のバーディパットを外すなど序盤に首位から陥落。それでもその後はバーディを重ね、中盤以降は諸見里、福嶋を加えた三つ巴の戦いに突入する。16番を終え、諸見里と福嶋が11アンダー首位タイ、古閑が10アンダーで追う。福嶋が17番でボギーを叩いて諸見里が単独首位に立ち、通算11アンダーで先にホールアウト。2人の結果を待つ。福嶋はティショットを右のラフに打ち込み、ボールが木の後ろに止まる不運も重なりボギー。古閑は3打目をピン奥2メートルにつけるバーディチャンスを迎えるが、下りのラインを「打ち切れなかった」と僅かにショート。プレーオフをかけたパットを外し、諸見里の今季4勝目が決まった。この勝利により賞金1,260万円を加算し、生涯獲得賞金3億円を突破する節目の試合となった。

通算9アンダーの3位タイには、終盤に崩れた福嶋晃子と、「68」をマークして浮上した馬場ゆかり。通算8アンダーの5位タイに、横峯さくら李知姫服部真夕が続いた。服部は3番パー3(166ヤード)でホールインワンを達成するなど、コースレコードに並ぶ「66」をマークしての急浮上となった。

2009年 CAT Ladies



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