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曽秀鳳、逆転勝利。岡田美智子は惜しい2位

岡田美智子がいいゴルフをした。10番でダブルボギーとしたものの17番まで1アンダーペース。「リードしていることは分かっていたから最後はパーで上がろうとずっと思っていました。最後のアプローチは得意なAWだったんだけど、思ったより強くいってしまった..」

この最終ホール、岡田は約1メートルの下りを右に外して曽秀鳳と並ばれてしまった。プレーオフ1ホール目は同じ18番ショート。「プロ初のプレーオフです。ティグラウンドでは頭を残して振ることだけ考えました。緊張しやすいたちだから、ゆっくり歩いて口の中で台湾の歌を口ずさみながらグリーンに向かいました」という曽秀鳳が落ち着いてパー。またも短いパットを外した岡田美智子をくだした。曽秀鳳福嶋晃子と同年のプロテスト合格。これでツアー3勝目となった。

「また挑戦します。今年は休みなし。試合を全部入れてます。今年は家庭を犠牲にしてもゴルフ一本槍。そのぶん成績を出さないと..」という52歳の岡田は「私の母と同じ年」(曽秀鳳)。母の日の最終日。惜しい試合だった。

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1997年 グンゼカップワールドレディスゴルフトーナメント



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