今季最後のメジャー勝者は!?賞金女王もついに確定する!
国内女子ツアー第37戦で今季の最終戦、そして国内メジャー第4戦となる「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が、11月27日(木)から30日(日)までの4日間、宮崎県の宮崎カントリークラブで開催される。この試合は今季優勝者と、賞金ランキング上位25名までに出場資格が与えられる大会で、今年は27名が出場する。
ランキングで25位以外では、1勝を挙げた馬場ゆかり、山口裕子、北田瑠衣、藤田幸希の4人が加わり、来季の米ツアー挑戦をかけたクオリファイに出場するため、大山志保、佐伯三貴の2人が欠場。今大会の優勝者には、来季の「全英リコー女子オープン」への出場資格も与えられる。
この最終戦で賞金女王が確定する。昨年の上田桃子、一昨年の大山志保は、最終戦を待たずして女王を確定させたが、今年は現在首位の李知姫に対し、横峯さくらと古閑美保が逆転の可能性を秘めている。
横峯、古閑ともにこの試合で優勝することが最低条件となる。現在、李との差は2位の横峯で1,616万円。単独2位で大会を終えても1,450万円の賞金なので、李を逆転することができない。横峯が女王になるには、横峯が優勝し、李が加算賞金が880万円以下の場合。李が3位タイ(2名まで)に入った場合は900万円獲得するので、李に軍配。同じく古閑の場合は、古閑が優勝で李の獲得賞金が299万円以下の場合。李が8位タイ(2名まで)に入った場合は、李が賞金女王となる。
注目選手は、先週の米ツアー最終戦を制した韓国の申智愛だ。日本ツアーでは「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」で優勝すると、米ツアーとの共催となる「ミズノクラシック」でも優勝。賞金ランキングでも23位に入り、この大会に出場する。
【出場選手】
李知姫、横峯さくら、古閑美保、福嶋晃子、不動裕理、全美貞、三塚優子、イム・ウナ、原江里菜、辛ヒョンジュ、上原彩子、宋ボベ、服部真夕、諸見里しのぶ、リ・エスド、茂木宏美、上田桃子、飯島茜、若林舞衣子、有村智恵、申智愛、米山みどり、イ・ジウ、馬場ゆかり、山口裕子、北田瑠衣、藤田幸希