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今季2勝目と生涯10億円獲得に向け、不動が単独首位に浮上!

北海道の札幌国際CC島松コースで開催されている国内女子ツアー第18戦「明治チョコレートカップ」の2日目、朝のうちは前夜からの雨雲が上空を覆っていたが、選手達がスタートする時刻には晴れ間も見え始め、青い空が顔をのぞかせた。変わって吹き始めたのは強い風。大会のコンディションは前日とは一変した。

初日を単独首位で終えた生島早織だが、スタートの1番でグリーン手前のラフからの3打目を「しっかり距離を打とうと思った」というが、キャリーでグリーンオーバーさせてしまう。奥の林からは1打で載らず、結局5オン2パット。いきなりトリプルボギースタートで、この日の混戦を予感させた。

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その混戦の中、着実に順位を上げたのは、生涯獲得賞金10億円に王手を掛けている不動裕理。2番パー3をボギーとしたものの、その後は4~5mのバーディパットを確実に沈めて、5つのバーディを奪い通算7アンダー。単独首位に浮上した。不調だったパッティングも復調し、「(予選落ちした)あの2週間はなんだったのですかね」と、はにかんだ。

通算6アンダーの2位タイは、藤田幸希と辛ヒョンジュの2人。「良く耐えました」という藤田は、後半は難しいパーパットをことごとく沈め、「今日はパーパットが入る日なんだと思いました」と笑顔で振り返った。

さらに1打差の5アンダーで日下部智子、4アンダーで原江里菜と、藤田と共に今季初優勝を目指す選手が続く。18試合目も新しい優勝者が誕生するか、それとも2勝目を達成し賞金女王レースをリードするものが出るのか、最終日も目が離せない。

2008年 明治チョコレートカップ



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