2005年 シャトレーゼクイーンズカップ
期間:07/08〜07/10 場所:シャトレーゼCC札幌(北海道)
横峯がトップと1打差の2位に!首位は韓国の姜如珍が奪取
北海道のシャトレーゼカントリー倶楽部札幌で開催されている、国内女子ツアー第15戦「シャトレーゼクイーンズカップ」の2日日。難しいコースコンディションに各選手が苦しめられる中、通算2アンダーでトップに立ったのは、姜如珍(カン・ヨウ・ジン)(韓国)。そして1打差で追う2位グループには、横峯さくらを始め、5人がひしめいている。
2位からスタートした姜如珍は、粘り強いゴルフを最後まで続けた。5番でバーディを奪うものの、その後はパーとボギーの苦しい展開。結果的には2つスコアを落としたが、上位陣が軒並み崩れていく中、前日の貯金もあって単独首位に躍り出た。
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この日、最もギャラリーを沸かせたのは、前日の14位タイから一気に2位タイへ浮上してきた横峯。1番、2番、3番で3連続バーディを奪うなど、勢いのあるところを見せて会場を大いに盛り上げた。途中、ボギーも3つ叩いたが、最終的にはスコアを1つ伸ばすことに成功。明日の最終日、優勝に向けて絶好のポジションにつけている。
同じく2位タイにつけているのが、ディフェンディングチャンピオンの福嶋晃子と服部道子、そして韓智淵(ハン・ジ・ヨン)(韓国)、鬼沢信子の4人。とにかく、2日目を終わった時点で、これだけの強者が首位と1打差にひしめいているだけに、勝負の行方がもつれるのは必至だ。
そのほかの注目選手としては、初日トップに立っていたベテランの木村敏美が、この日8つスコアを落とす大乱調の展開で、通算1オーバーの12位タイへ後退。さらに、連続優勝のかかる藤井かすみ、地元出身で期待のかかる大場美智恵の2人は、通算2オーバーの17位タイで2日目を終えている。