瞬間最大風速18メートルという強風に、最後まで苦しめられた横峯さくら

地元・鹿児島県で開催されている「Tポイントレディス」最終日を、首位に3打差の単独4位で迎えた横峯さくら。スタートホールには横峯を応援する横断幕が並び、「頑張れ！」という多くの声援が飛び交う中、逆転勝利に向けてスタートを切った。

だが、この日は自身も苦手と自認する強風が朝から吹き荒れ、序盤からボギーが先行。横峯が「全てを物語っていた」というスタートホールの1番パー5では、ミスショットではない残り100ヤードの3打目が、「風に“ボン”と押された感じ」と、グリーンに届かず手前のラフへ。アプローチも寄せきれずにボギーとした。

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その後も「自分の思った距離とぜんぜん違うし、いいショットを打ってもグリーンに乗らない」とボギーを重ねる展開。「こんなにうまくいかない事って、あるのかなってくらいで、気持ちが折れそうになった」と、長く苦しいラウンドが続いた。最終的に2バーディ、6ボギーの「76」。通算1アンダーの5位タイで終え、地元での勝利は叶わなかった。

それでも、「最後まで応援してくださったギャラリーの皆さんのお陰で、最後までプレーできました」と、地元の声援が大きな支えになったと、感謝の言葉を口にしていた横峯。次戦は、4月1日（木）に開幕する海外メジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」に出場を予定している。来週の週末に渡米し、それまでは宮崎で調整を続けるという。