カシオワールドオープン 2日目リーダーボード
2021年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/25〜11/28 場所:Kochi黒潮CC(高知)
堀川未来夢が首位キープ 藤田寛之は予選落ちでシード喪失
◇国内男子◇カシオワールドオープン 2日目(26日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)
堀川未来夢がボギーなしの7バーディ「65」で回り、通算15アンダーで単独首位の座をキープして予選ラウンドを終えた。
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視界が広く開けたコースでは、パワーヒッターが有利と思いきや、堀川は「広いところでも8割くらいで」ショットを打ち続けている。「(力いっぱい)振ってしまうと、距離感が合わなくなってくる」というのが理由。堅実な攻めが功を奏し、大会の予選ラウンドの最少ストロークを記録した。
2019年「日本ツアー選手権 森ビル杯」以来の2勝目が待たれる。当時は初日から首位を譲らぬ完全優勝。「ストローク差はありますけど、自分の目標スコアを設定して。難しいホールを耐えられたら4つ、5つくらいは伸びるのでは。あまり競り合いにならないよう、うまく逃げ切れるか」と得意の形に持ち込みたい。
賞金ランキング78位から初シード入りを目指す今野大喜が4打差の通算11アンダー2位。Y.E.ヤン(韓国)が10アンダー3位で続いた。
65位までのシード圏外となるランク69位の亀代順哉も宮里優作、香妻陣一朗とともに9アンダー4位の好位置で大会を折り返した。
賞金ランク3位の金谷拓実が「66」で久常涼、今平周吾らと並ぶ7アンダー10位に浮上。ランク1位のチャン・キムが5アンダー28位、「アジアアマ」優勝の中島啓太(日体大)は4アンダー37位。
ランク2位の木下稜介がイーブンパー86位で予選落ちを喫した。
ランク70位の藤田寛之は連日の「73」でトータル2オーバー99位。週末に残れず、23シーズン守ってきたシード喪失が決まった。この日までに賞金シードを失ったのは計19人。日本勢では藤田のほか藤本佳則、塩見好輝が来季は別のカテゴリでの出場を目指す。
<上位成績>
1/-15/堀川未来夢
2/-11/今野大喜
3/-10/Y.E.ヤン
4T/-9/亀代順哉、宮里優作、香妻陣一朗
7T/-8/上井邦裕、タンヤゴーン・クロンパ、幡地隆寛
10T/-7/金谷拓実、久常涼、今平周吾、杉山知靖、出水田大二郎、安本大祐