遼、自己ベスト更新で2位浮上!
2009年 〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック
期間:06/25〜06/28 場所:よみうりカントリークラブ(兵庫)
石川遼が快進撃!単独2位で決勝ラウンドへ
兵庫県西宮市にあるよみうりCCで行われている国内男子ツアー第7戦「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」の2日目、気温28度を超す暑さの中、石川遼が快進撃を続けている。
初日を3アンダーの7位タイで終えた石川は、午前スタートの2日目は1番からバーディラッシュでスコアを伸ばす。1番、2番で連続バーディを奪うと、6番から9番まで今度は4連続バーディ。ドライバーショットがフェアウェイを捉え、アイアン、パットもすべてが噛み合う。前半だけで6つスコアを伸ばして折り返すと、後半は13番で池ポチャのダブルボギーを叩いてしまうが、3つのバーディを取り返して「35」。結局この日は9バーディ1ダブルボギーの「65」と、レギュラーツアーでの18ホール自己ベストを更新して通算10アンダーとし、単独2位に浮上した。
<< 下に続く >>
今大会の上位4名には来月行われる「全英オープン」の出場権が与えられるが、「まだ半分終わったばかりなので、明日終わってチャンスがあるところで最終日を迎えたい」と石川。最終組で回る第3ラウンドにどんなゴルフを見せてくれるか、楽しみだ。
2位とは1打差、通算11アンダーで単独首位に立つのは韓国の金亨成(キムヒョンソン)。日本ツアーでの初勝利を目指す金は、韓国ツアーでは3勝を上げている。この日は17番でホールインワンを達成するなど、ノーボギーの「66」で一気に首位に浮上した。
通算8アンダーの3位タイには星野英正とプラヤド・マークセンが続いている。明日、石川と最終組で回る星野は、「他の選手が残っていても、遼が終わるとギャラリーやカメラマンが動いてしまう。3人で一緒に回っていることを分って貰いたい気持ちはあるけど、そうはいかない。完全アウェーになるけど、アウェーなりのゴルフをしたい」と、闘志を燃やした。