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2019年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/17〜01/20 場所:セントーサゴルフクラブ(シンガポール)

タイの23歳が優勝 2打差2位に藤本佳則 石川遼47位

◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 最終日(20日)◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7403yd(パー71)

2位から「65」をマークしたジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)が通算18アンダーで逆転し、アジアンツアー通算3勝目を飾った。ジェーンワタナノンドは2010年にプロ転向した23歳。世界ランキングは111位につけ、タイ勢ではキラデク・アフィバーンラト(37位)に次ぐ2番手だ。

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「難しいグリーンでしたが、自分のゴルフに合っていました」と前半5つのバーディを奪った。「優勝より全英オープンへのチケットを目標にプレーした」というが、首位でハーフターンすると、優勝のプレッシャーを感じたという。緊張から13番で「つまらないボギー」をたたいたが、続く14番(パー3)、15番で「いいパー」を取ると落ち着き、16番でスコアを戻した。

後続に2打をつけ18番(パー)を迎え「正直ピンは狙っていませんでした。グリーンの真ん中を狙って、ただ池には入れないように」と、残り233ydを4Iでピン上2mにつけ優勝を決めた。療養中の父に「早く会ってこの優勝を分かち合いたいです」と勝利を喜んだ。

通算16アンダーの2位に首位から出た藤本佳則と、招待選手のポール・ケーシー(イングランド)。藤本は6季ぶりの優勝を逃したが、今大会で予選会を兼ねていた7月「全英オープン」の出場権(有資格者を除く上位4人)を得た。

前年覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)は「68」と伸ばし、通算8アンダーの7位でフィニッシュ。54歳のデービス・ラブIII(米国)は通算7アンダーの9位で続いた。

16位スタートの石川遼は2バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「75」と崩れ、通算1アンダーの47位で2019年シーズンの初戦を終えた。

【主な順位】
優勝/-18/ジャズ・ジェーンワタナノンド
2T/-16/藤本佳則ポール・ケーシー
4/-14/マシュー・フィッツパトリック

7T/-8/セルヒオ・ガルシア ほか
12T/-6/川村昌弘比嘉一貴チェ・ホソン ほか
47T/-1/石川遼池田勇太 ほか

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