小平智が首位で発信した

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 初日（9日）◇太平洋クラブ御殿場コース（静岡）◇7246yd（パー72）

賞金ランク4位の小平智が1イーグル、7バーディ「63」で回り、9アンダーとして単独首位で発進。10月の「トップ杯東海クラシック」以来となる今季2勝目へ絶好のポジションを確保した。

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第2打をピンそば1mにつけた前半15番から4連続バーディを決めた小平は、後半6番（パー5）でイーグルを奪取。残り240ydから5Wで2オンさせ、5mのパットを流し込んだ。「平常心で、浮き沈みなく普通にできた。一日中、そうできたのは良かった」という納得のマネジメント。任成宰（韓国）に1打差をつけてリーダーとなった。

「10アンダーにはしたいと思って、それを上がり3ホールで意識してしまった。（パーが並んで）もったいなかった」と悔やむ余裕も見せる。2003年に室田淳が記録したコースレコードには1打及ばなかったものの、ターゲットは昨年、松山英樹が記録した通算23アンダーの優勝スコア。「まだ気が早いし、天候もある。毎日5アンダーを目標にしたい」と意気込んだ。

高山忠洋、ブラッド・ケネディ（オーストラリア）が7アンダー3位で並んだ。賞金ランキング3位の宮里優作は川村昌弘、ソン・ヨンハン（韓国）らと並び6アンダー5位につけた。

ランク1位のチャン・キムは5アンダーの9位に続き、同2位の池田勇太は4アンダーの16位。

4戦連続予選落ち中の石川遼は1バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「76」で4オーバーの81位と出遅れた。

＜主な上位成績＞
1／－9／小平智
2／－8／任成宰
3T／－7／高山忠洋、B.ケネディ
5T／－6／宮里優作、川村昌弘、ソン・ヨンハン、S.ハン
9T／－5／C.キム、時松隆光、小田孔明、永野竜太郎 ほか