2009年 UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ
期間:06/04〜06/07 場所:宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城)
23歳の池田勇太が単独首位!ツアー初勝利をメジャー大会で飾れるか!?
茨城県にある宍戸ヒルズCCで行われている今季国内男子メジャー初戦の「UBS日本ゴルフツアー選手権」の3日目、心配されていた天気も終日持ちこたえ、週末に入った会場には7,000人を超えるギャラリーが訪れた。そんな中、この日ベストの「66」で回ったツアー2年目の池田勇太が、通算9アンダーで単独首位に立っている。
今大会は初出場ながら、アマチュア時代には2度の「日本オープン」ローアマチュアに輝くなど実力は折り紙つき。このコースは、「グリーンは大きくてマウンドがあるし、フェアウェイは狭くてラフが長い。点で打っていかないといけないから集中できる」と、相性も悪くない。この日は、17番まで6バーディノーボギー。最終ホールでティショットをラフに入れてボギーとしたが、「最後をのぞけば満点。17番で上がっちゃえば良かった」と、冗談も飛び出した。
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昨年の「コカ・コーラ東海クラシック」では、最終日の18番まで首位タイで優勝を争ったが、池に入れて2位に終わった。「明日は明日の風が吹くだけど、でも行けなくはないかな」と、今回は微妙な自信をのぞかせて、ツアー初優勝を懸けた最終日に挑む。
池田を1打差で追いかける2位タイには、デービッド・スメイル(ニュージーランド)と、I.J.ジャン(韓国)の2人が続く。通算7アンダーの4位タイには山下和宏と五十嵐雄二が入っている。
今大会、初めての予選通過を果たした石川遼は、前半は3バーディとスコアを伸ばしたものの、14番でダブルボギーを叩いた後に3連続ボギーとするなど崩れ、通算3オーバーの40位タイで3日目を終えている。