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石川遼

遼、成長に手ごたえ「内容の濃い4日間だった」

今季国内男子メジャー初戦「UBS日本ゴルフツアー選手権」最終日の石川遼は、通算3オーバーから、開幕前からの目標としていた「4日間でアンダーパー」を目指してティオフした。

2番でボギーを叩いた石川だが、5番ではティショットをフェアウェイ左サイドの池に入れながらもパーセーブ。すると、続く6番パー5では、ピンまで残り238ヤードの第2打を2Iでピン上1.5mにつける見事なショットでイーグルを奪う。しかし、直後の7番パー3では池ポチャでダブルボギー。出入りの激しいゴルフとなってしまう。

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10番、11番で連続バーディ。しかし、13番以降に3つのボギーを叩いた石川は、最終日は「73」。結局通算5オーバーと当初の目標は達成出来なかったが、その表情は晴れやかだった。

「この4日間を合計してみると、今までのトーナメントと比べて内容が濃く、このあと結果はついてくるんじゃないかと確信できる4日間だった」という石川。これまでのトーナメントでは、初日は良くても2日目や3日目に崩れるなど、なかなか一週間を通して安定したパフォーマンスを発揮することが出来なかったが、今週は違った。「まだまだ、スイングの安定感が他の先輩プロ達と比べて無いけれど、少し追いついて行けそうな気がした」と、自身の中で着実な手ごたえを掴んでいた。

1年前と比べて大きな進歩と感じているのは、ミスの原因がはっきり分かるようになったこと。「今まではあやふや、曖昧で、なんであんなにフックしたのかなといろんなことが浮かび上がったけど、今週は両脇を締めることを重点的に練習し始めてから、(ミスした時に)こっちの脇が緩んだなっていうのが分かるようになりました」という石川。それにより、ミスを引き摺ることなく、次のホールではすぐに良いスイングを取り戻せたと振り返った。

「1年間というのは短いようで、ちゃんと365日分の内容が詰まっているんだと思いました」と、メジャーの難コースを相手に日々の練習の成果を感じた石川。次週の「日本プロゴルフ選手権」もメジャーでタフなセッティングが施されるが、「素晴らしい4日間を過ごすことが出来たので来週に繋がります。今週の良いスイングを北海道に持って行きたい」と、茨城で掴んだ自信を胸に北の大地へ向かう。

2009年 UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ



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