<こちらの44歳もまだまだ元気・・・! 桑原克典の生きる道>
1997年 Philip Morris Championship
期間:10/30〜11/02 場所:ABC GC(兵庫)
ワッツ今季2勝目。3600万を獲得!
こういうパターンになるとブライアン・ワッツは固い。3バーディ、1ボギーとスコアを伸ばしての今季2勝目。
「今日はジャンボやジョーたちが追い込んでくるだろうと予想していた。2番4番とバーディを取れたのがラッキー。その後も守りに入らないでフェアウェイではポイントを狙っていったし、グリーンではピンを狙った」とワッツは言う。
このコースは相性がいいのだそうだ。速いグリーンが基本的に好き。「トーナメントの中で、ひたすら同じことを続けていくことが好調を持続する秘訣だ」とか。偉大なるマンネリズムに耐えることががコツらしい。
結果的に日本勢の代表選手になってしまったのが横尾要。後半3バーディと必死に追い込んだが及ばなかった。初めての2位。
「最初から目標は68でした。満足しています。シード権もヤバイかと思っていたのに。この大会の2位賞金は嬉しいですよ」と横尾。先週までは1600万円しか稼げず60位。確かに危ない感じだった。一気に23位へ躍進した。
このところパットに悩んでいたが、ヒラメイた。そのヒラメキとはひたすらパットを強気に打つこと。もちろん外れた場合は危険だが、今回の結果は良かった。
丸山茂樹は結局カラ回り。「悔しい。呼吸が合わなかった。ショートパットを外しすぎました」と丸山。しかし「コースに対する苦手意識がだんだんなくなってきたから、すごく自信になった。この大会は3年以内には勝ちたいです」
可能性がないわけではないが、賞金王はまだまだ遠い。ジャンボとの差は3600万円。「でも一歩でも近づいたんですから。太平洋かフェニックス、カシオ。どこか一つで勝ちたいです」