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芹沢信雄、好調を維持。9アンダーへ!

初日のパット好調がまだしっかり続いている。芹沢信雄は2日目も6バーディ。ただしボギーが2コ。スコアを4つ伸ばして首位をキープしている。F.ミノザ尾崎健夫も着実に貯金を増やしてなんとか2位につけている。去年のチャンピオン、ウェストウッドも上がってきた。

「パターは相変わらずいい。1パット目がOKにつけてくれるんで気が楽。ドライバーもフェアウェイをキープしてくれるしね」と芹沢信雄。「18番なんかも8メートルが入ってのバーディ。ここはコースレコードを持ってるからイメージがいいんだよ」
芹沢のコースレコードとは1990年のこと。8アンダー64をマークしている。確かに安心してプレーできるに違いない。
オメーラのパッティングを見て、忘れていたフィーリングを思い出した。「オメーラはカンと音がするくらい打っていた。芯で打っている証拠だね」 そのしっかりした打ち方で芹沢も初日2日とバーディを奪い続けた。「だんだんギャラリーが多くなってきて、バーディが出るとみんな興奮するんだ。怖いものがあるくらい」という。

今度こそ!と尾崎健夫も頑張っている。1番3番はボギー。しかし2番18番でイーグル。大味というか豪快というか、いかにもジェットらしいラウンドだった。
「リズムは出ている。自分としてはこのところ最高くらいのパッテンィグなんだけど。速さが合ってるのかな。18番? あれはオマケのイーグル。イーグルパットは入るのにバーディパットは入らないんだから・・」
3日目4日目になると、つい打てなくなってしまうパターンが多かった。「でもここは速いからね。チキンパットのボクでもグリーンが速いんでショートの心配をしないですんでる」
今回は有力選手が低迷しているからチャンスかも、というのだが、その「有力」の一人、ジャンボ尾崎は「ゴルフは逆転のドラマだからな」と怖いコメントを残している。

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1998年 住友VISA太平洋マスターズ



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