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荒天の長丁場を逃げきったのは金鍾徳

長い4日間だった。第2ラウンド、第3ラウンドがそれぞれ荒天によるサスペンデットとなり、そのしわ寄せを結果的にかぶったのが最終日。最後まで天候はスッキリ回復せず、この日も冷たい雨。選手たちの疲労は極度に達していた。

そんなトラブル続きの4日間を一回もオーバーパーせずに走り通した韓国の金鍾徳がからくも逃げきり、97年のキリンオープンに続くツアー2勝目をあげた。惜しい1打差の2位には64と大爆発した杉本周作。終わってみれば第3ラウンドの「77」が痛かった。

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「あー もー疲れた・・・」が優勝の金鍾徳の第一声。「すごく寒くて、背中が痛くて。でも2年ぶりの優勝はすごく気持ちがいいです。勝因はパターかな。オフの間、スクェアに立つ練習をしたが元のオープンに戻したのがよかった」

なんでもスクェアにするとプレッシャーがかかる。オープンにするとラインがよく見えるのだそうだ。それで14番の下りの速いフックラインを読み切って入れた(これで11アンダー)のが優勝へのポイントとなったのだとか。
ついでに18番グリーンカラーからの4回もの仕切り直しについては「あれは風の影響です。ま、プレッシャーも少しはあったけど」

杉本周作は10バーディ、2ボギーと大爆発だった。トータルで24パット。インはなんと11パット、スコア30でホールアウトした。「昨日は25ホールのプレー。今日は28ホール。でも72ホールやった甲斐がありましたよ。2位は嬉しいです。4ラウンド目、なんでこんなにパットが入ったか自分でもわかりません」
「最後のホール、金さんにボギーにはしてほしくなかったんです。でもプレーオフにもしたかったけど・・・」とちょっと複雑な心境らしい。

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1999年 ダイドードリンコ静岡オープンゴルフトーナメント



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