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35H目で横尾要が勝利

決勝戦は36ホールの長丁場。昨日の準決勝から実に72ホールを経てようやく勝敗が確定する。 今年は若い横尾要谷口徹の対戦となったが、それでも肉体的にも精神的にも振り絞っての戦いだった。押し気味に試合を進めた横尾も26ホール目には一時1ダウン。しかし次のショートホールをバーディとしてオールスクェアに戻し、29ホール目で1アップ。優勢を保ったままドーミーホールの35ホール目を分け、1ホール残して横尾要が優勝を決めた。

イーブンに戻した貴重なパットは18メートルはあった。「スライスして最後にフックになるラインです。午前中も同じところに打っていたのでラインはわかていた。自信を持って打ちました。ここで取れたのが大きかった・・」

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33ホール目で2アップ。34ホール目は分け。しかし大詰めの35ホール目、ここで勝利を決めたいところだったが「17番(35H)はショットが悪かった。前の16番ロング(34H)も簡単なカップ位置ではなかった。できれば17番で終わりたかったんだけどボギー。でも相手も付き合ってボギーにしてくれたんで助かった・・。本当だったらまずいパターンでした」

この17番、もし谷口徹がパーセーブで1ダウンに戻していたら、勝負の行方は紛れたかもしれなかったという。

勝因は風の強さにもあった。「風が好きです。それに谷口さんの球筋は風の影響受けやすいと思いました。吹いたときは自分に有利なんだと言い聞かせながらプレーしました。アゲンストのホールなら断然 自分に有利ですから」

これで3000万円。そして5年シード。「早いうちに優勝できました。いつも秋はいいんです。来週のサントリーは自信をもってやりたいです。目標は賞金ランクトップ5。去年を上回りたいですね」

(注) マッチプレーの結果で2-1(2エンド1)とは1ホール残して(17番で)2アップの勝ち。19H 1upはエキストラホール19番ホールで勝負が決まり1アップ勝利の意味です。18番で決着がついた場合は1up、あるいは2upとなります。

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2000年 日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯



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