期待の新人、諸藤将次が「ジャパンゴルフフェア」のイベントに参加
2000年 久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント
期間:08/24〜08/27 場所:芥屋GC(福岡)
伊沢利光、逃げきって今季V2
2000/08/27 18:00
気温35度。杉本周作と伊沢利光の一騎討ち?という雰囲気でスタートした最終日だったが、3番パー3のバーディ・ボギーであっという間に2打差。伊沢は畳みかけるように6番ロングでもイーグルを奪い、そのまま差を拡げて独走優勝を飾った。
4日間のスコアを並べてみると67-65-71-67。3日目はちょっと一服しただけという印象だ。あの過酷な全米プロを4日間戦いぬいて日本人最高位。時差ボケもとれない帰国早々の試合であっさり勝ってしまった。6月のTPCイーヤマに続く今季2勝目。肉体的にも精神的にも超タフとしか言いようのないスーパーマンだ。
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伊沢利光は3番バーディのあと6番イーグル、13番バーディの67。危なげない勝利だった。「やったな、という感じ。16番のパーで勝ちかなって思いました。欲を言えばキリがないんですが、今回の出来は80点くらいですかね。後半は伸び悩んだし、最後(18番ロング)の3パット。スコア的にはまずまずですが、多少の反省点もある」
この試合、出場するかどうかを実は迷っていた。「体はけっこう楽だったんです。毎日9時くらいに寝てました。2日目の夜はシャブシャブ食べに行ったんですが、あまり食べられなくて、それで昨日また行ってきたくらいで」
今年の目標は「去年(4位)よりランクを下げないこと」という。今週で7367万円を稼いだが、しかし賞金王とかなんとかということは、日本シリーズあたりで考えようと決めている。「今回の勝ち方はよかったです。自分で勝ったって感じ。そんなこと言うと、ジャンボさんみたいですね。目指せジャンボさん!ですから」
4バーディ、3ボギーと伸ばせなかった杉本周作。「伊沢さんが良かったから・・。単独2位ということには満足してます。アンダーパーでは回れていまし、自分の中では満足してます」
6番ホールで杉本はバーディ。しかし伊沢はイーグル。「あれで開いてしまった、という気持ちは正直あります。やはりあのイーグル、強烈です」 本当は、やはり69ぐらいではホールアウトしたかったという。
これで来週の日本プロマッチプレー出場がギリギリで決まった。「また来週から再スタートです。たぶん伊沢さん(出場ランク1位)との組み合わせになるんですかね」