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取って取られての一進一退、D.ウィルソンが粘り勝ち

日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯の最終日、決勝戦は激しいポイントの奪い合いとなった。36ホールの長丁場だが、先にポイントを奪った方が有利になる。その最初のポイントは林根基が奪った。

しかし、2番ホールでウィルソンが奪いオールスクエア、そして3番ではウィルソンが奪い逆にウィルソンが1アップ。4番では林がバーディを奪い再びスクエアとなる、激しいポイントの奪い合いで始まった。

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ウィルソンにとって決勝までの戦いは早めに勝負を決める展開となっていたので、16番以降はラウンドしたことがなかった。その前半18ホールの終盤は林がリードして向かえ、16、18番でポイントを奪い2アップとなった。

後半の18ホールに入ってもポイントの奪い合いは続いたが、終盤ウィルソンが粘りを見せ連続してポイントを奪った。そして迎えた35ホール目に、林はティショットをバンカーに入れ、リカバリーも失敗し勝負がついた。

「2ラウンド目の最初、19ホール目に自分がバーディをとって流れが変わった。このまま続けて取っていけば、必ず追いついて追い越すことができると確信していた」18ホールを終了した後の小休止では、大好きなラーメンを食べたというウィルソン。気分的ににもリフレッシュして後半の18ホールに入ることができたようだ。

優勝したウィルソンは3,000万円を獲得。今シーズンの獲得賞金を一気に7,000万円台に乗せ、トップに踊り出た。5月の日本プロゴルフ選手権に次ぎ公式戦2連勝となったが、目標はあくまでも米国ツアー。シーズン最終戦の日本シリーズには、米国ツアーのQスクールと重なるため出場できないという。

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2001年 日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯



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