バーディ合戦!? 初日からハイスコアでの混戦状態になった
国内男子ツアー「日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップ」が栃木県のホウライカントリー倶楽部で開幕した。昨年から始まったこの大会は、日本ゴルフツアー機構が主催となり、公式戦に次ぐ大会規模を誇る。
初日は晴天に恵まれ、コースコンディションも良く、各選手好スコアをマークした。7アンダーの首位にはブレンダン・ジョーンズ、日下部光隆、飯合肇、謝錦昇の4人が並んだ。そして、1打差の6アンダー5位に3人、さらに1打差の5アンダーには8人が並ぶ大混戦となった。
5アンダーグループには、ディフェンディングチャンピオンの伊沢利光が入っている。昨年は初日のインコースで28というスコアを叩き出した伊沢だが、今年は1イーグル、1バーディの33、アウトコースは2バーディとボギーなしの堅実なスタートを切った。
同じく5アンダーには尾崎直道がいる。米国を主戦場とする尾崎にとって、国内の試合は先週のミズノオープンに続きこの試合が2試合目。先週は予選2日間ともにイーブンパーで予選落ちとなった。今週は予選通過はもちろん、準メジャーとも言われるこのツアー選手権のタイトルを狙っている。
また、先週のミズノオープンで優勝し、全英オープンの出場資格を獲得した田中秀道も出場している。世界ランキングの参考ポイントで、8月に行われる全米プロゴルフ選手権の招待状も届いたという田中は、7バーディを奪ったが、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで3アンダーの22位スタートとなった。