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雷で中断、サンペンデッド、さらにコースレコード更新と忙しい1日となった

国内男子ツアー「アイフルカップゴルフトーナメント2002」2日目。この日は午前中から雷による約2時間の中断もあるなど、結局21名がプレーを終了できず日没サスペンデッドとなった。なお、ホールを残している選手たちは翌日早朝にプレーし、最終的な予選通過を決定することになっている。

初日にコースレコード64をマークし首位に立った今野康晴が2日目も好調で、6バーディ、ノーボギーで、トータル14アンダーまで伸ばし暫定ながら単独首位をキープした。

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「昨日よりパターが決まらなかった。皆スコアを伸ばしているので、パープレーでは上位に残れない。明日も攻める」

サスペンデッドを懸念し、ややペースを上げてプレーしたため思うほどのプレーができなかったらしい。それでも6アンダーで回るのは調子が良い証拠だ。

そして2位には、昨日、今野が記録したコースレコードをさらに1打更新する63で回った飯島博明と、65をマークした張連偉が11アンダーで並んだ。

「ショットは良かったのでパットが課題だった。ハンドファーストで構えたら入るようになった。試合はまだ終わったわけではないので、明日以降も1打1打に集中していきたい」と、慎重なコメントを残した飯島。飯島は、試合で出したベストスコアは68だったが、一気に5打も縮める快挙を達成した。この勢いをかって週末もひと暴れしてもらいたい。

そして注目の尾崎3兄弟は、全員がトップテンに名を連ねている。健夫が10アンダー4位タイ、将司と直道が9アンダー7位タイと優勝圏内につけている。

ジャンボ(将司)は、17番では2打目を8メートルにつけイーグルチャンスを演出したが、サスペンデッドを気にして急いでプレーをしたため、3パットしてしまった。試合後は、そのことばかりをしきりに悔やんでいた。

逆にジェット(健夫)は、急いでプレーしたことが奏功し、上がりを3ホール連続でバーディを奪った。「急いだら上手くいった。淡白なプレーに向いているんだな」と、あっけらかんとした様子。この違いが、最終日までにどのように現れるのか見ものだ。

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2002年 アイフルカップゴルフトーナメント



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