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遂にやった!中嶋常幸が7年ぶりの優勝!!

国内男子ツアー「ダイヤモンドカップ トーナメント」最終日。首位タイでスタートした中嶋常幸が後半に入り怒涛の攻めを見せ7年ぶりの優勝を果たした。

「長かった。18番の最後の2メートルのパットが遠く感じた。ここ2年くらいは調子は良かったが、勝ちにいっても勝てず、世代交代を感じていた。息子(雅生)にバトンタッチだな、なんて思っていた。トレーナーの石渡(俊彦)との出会いで生まれ変わった。勝てない時に多くの人から声援を受け励みになった。ジャンボ(尾崎)や青木(功)さんにも色々と教えてもらい、自分は良い先輩に恵まれた。これからも優勝できる選手でいられるよう努力する」

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ショットとパットが噛み合わさった展開は、まさに最盛期のものだった。前半は4番ホールでボギーを叩いたが、次の5番で取り返し、さらに後半に入ると14番ホールまでに4つのバーディを奪い、他を突き放した。最終ホールでC.ペーニャに追いつかれるピンチに立ったが、2メートルのパーパットを沈め、堂々の2打差の勝利。一昨年から続いている連続予選通過試合数も29に伸ばした。現在ツアーの中でも最も安定感あるプレーヤーの一人。実力者が遂に目を覚ました。

同じく首位タイでスタートしたC.ペーニャは3バーディ、1ボギーと落ち着いたプレーで17アンダー2位タイフィニッシュ。今年出場8試合中、予選落ち4回と調子が悪かっただけに、この活躍をバネにしたいところだろう。また、S.K.ホは2番ホールから3連続ボギーを喫するなど波に乗れずこの日2オーバー、トータル13アンダー7位タイと、今週も初優勝はおあずけとなった。最近調子が良いだけに今後が期待される。

初日、2日目を引っ張った近藤智弘は、最終日も68と踏ん張り、トータル17アンダーで2位タイ。

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2002年 ダイヤモンドカップトーナメント



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