昨年この大会でシーズン3勝目を果たした石川遼は今季初勝利に挑む

国内男子ツアーの第22戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」が、11月10日（木）から13日（日）まで、静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで開催される。例年、海外のトッププレーヤーを交え熱き戦いが繰り広げられる、秋を彩るビッグトーナメントだ。

今年は、4月の「マスターズ」で悲願のメジャー初タイトルを手にしたチャール・シュワルツェル（南アフリカ）が参戦。今季は欧州ツアーで、「マスターズ」を含む2勝をマーク。先週の世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」でも4位タイに入るなど、目下絶好調中だ。7年ぶりとなる日本ツアー、メジャーチャンプに多くの注目が集まる。

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そして、石川遼にかかる大会連覇への期待。速いグリーンを好む石川にとって、御殿場名物の高速グリーンとの相性は抜群。「好きなコースの1つ」という心理的なアドバンテージを活かし、待望の今季初勝利を掴んで賞金王への望みを繋げるか。

賞金ランク2位の石川に約6,000万円の大差をつけて、トップを独走中のベ・サンムン（韓国）も出場を予定。今年は米ツアーのQTを受けるため、シーズン最後の2試合を欠場する見込み。渡米を前に賞金王を確定させるべく、必勝を期す構えだ。

アマチュア勢では、伊藤誠道、松山英樹ら注目の2人が出場する。並み居るトッププロ達を脅かす、再びの活躍に期待したいところ。雄大な富士が見下ろす荘厳の地で、覇権を握るのは誰になるのか。

【主な出場予定選手】
石川遼、池田勇太、尾崎将司、小田孔明、河井博大、河野晃一郎、キム・キョンテ、久保谷健一、谷口徹、中嶋常幸、藤田寛之、ベ・サンムン、松村道央、宮本勝昌、矢野東、C.シュワルツェル、伊藤誠道（アマ）、松山英樹（アマ）