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ドンファンが4年ぶりの優勝に向け首位浮上!

三重県のTOSHIN Lake Wood Golf Clubで開催している、国内男子ツアーの第14戦「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood」の3日目。通算12アンダー、3位タイからスタートした韓国のドンファンが、スコアを5つ伸ばして通算17アンダーで単独首位に浮上した。

2007年に20歳でツアー初優勝を果たしたドンファンだが、08年のシーズン終了後は母国で兵役につく。そして、今季開幕戦から日本に戻りツアー2勝目に向けて2位に2打差で最終日を迎える。通算15アンダー単独2位は単独首位でスタートした津曲泰弦。スコアを1つしか伸ばせず一歩後退してしまった。

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通算13アンダー3位タイには谷口拓也増田伸洋宮里聖志の3人。通算12アンダー単独6位に富山聡、通算11アンダー単独7位にリチャード・リー(ニュージーランド)。そして、通算10アンダー8位タイに、この日6ストローク伸ばした藤田寛之貞方章男今野康晴、シャワリット・プラポールの4人が並んでいる。2週連続優勝を狙う諸藤将次は、スコアを伸ばせず通算9アンダーで12位タイに後退している。

ドンファンがツアー復帰後初勝利に王手>
2日目終了時でトップの津曲を追い、ともに最終組でスタートしたドンファンは、序盤は4番(パー5)で1メートルのバーディパットを外すなど、出だしから5連続パーと静かな展開。しかし6番から2連続バーディを奪うと、後半にもバーディを3つ重ねた。ボギーは3日間を通じて初日の9番ホールだけ。2007年6月の「ミズノオープンよみうりクラシック」以来の日本ツアー2勝目へ向け、抜群の安定感を発揮している。予選ラウンドで悩んでいたショートアイアンの距離感にも、この日は手応えを感じた様子。「まだ明日一日あるけれど、優勝したい。狙っていきます。65に近いスコアで回れたら、あるかなと思う」と力強かった。

<後半に足踏み…津曲泰弦は一歩後退>
単独首位から出た津曲は、出だしでいきなり魅せた。1番で残り110ヤードの第2打。52度のウェッジでピンを狙うと、ボールは手前1メートルでバウンドしそのままカップイン。いきなりのイーグルで最高の滑り出しとなった。しかし4番でもバーディを奪い独走態勢を築くかに思われたが、5番以降は1バーディ、3ボギーと失速。「パターが入らなくなった」と肩を落とした。それでもツアー初優勝へビッグスコアの出るコースで、2打差を追って最終日を迎える。「逃げる方がつらいと思う。できるだけ自分のゴルフをしたい。明日は攻めます」と顔を上げていた。

河井博大がホールインワンを達成>
17番パー3で、河井博大が自身3度目となるエースを決めた。193ヤードを6番アイアンで放ったボールは、ピン奥3メートルから傾斜で戻ってカップに消えた。最初は7番アイアンを手にしたが「ギリギリの距離だった」と持ち替えたことが奏功。賞金300万円(複数均等割)も手にし「まさか入るとは思いませんでした」と本人もびっくりだ。今大会のホールインワンは2日目の岩井亮磨(2番)に続く2人目。河井は7月に初出場した「全英オープン」以降、調子を落としていたが、復調傾向の中で大きなきっかけとなるか。

関連リンク

2011年 TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood



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