最終日に10ストローク伸ばした片山晋呉が大会連覇を達成

兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー第24戦「ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」最終日。今週も17アンダーと壮絶なバーディ合戦となった。

優勝の行方は、片山晋呉とY.E.ヤン（韓国）が通算17アンダーで並び、プレーオフとなった。そのプレーオフを制して優勝を遂げたのは、今季3勝目、賞金ランクもトップを走る片山だった。

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この日1番をチップインイーグル発進した片山は、その勢いのまま、4番から連続バーディを奪取。その後もコンスタントにバーディを奪い、しかもノーボギーと安定した内容を見せ、この日「62」のコースレコードをマーク。

通算17アンダーとしてプレーオフは、2ホール目にヤンがティショットを左サイドに曲げトラブル。スタンスの取りづらい2打目を池に入れてしまい万事休す。対する片山は、確実に3打グリーンを捕らえバーディで決着をつけた。

単独の3位には、ベテランの佐々木久行が、通算13アンダーでフィニッシュ。また続く単独の4位には、宮里優作が通算12アンダーとしている。

その他、一時は単独首位に立った矢野東は、通算8アンダーで9位タイ。また夫人に妊娠の報道が発表された深堀圭一郎は、通算5オーバーの57位タイとして、今大会を終えている。