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大激戦!深堀圭一郎、今野康晴が首位に!伊藤涼太も15位タイと大健闘

北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースで行われている、国内男子ツアー第19戦「ANAオープンゴルフトーナメント」の3日目。激しい雨と風に各選手が悩まされる中、何とか耐えしのいだ深堀圭一郎、スコアを2つ伸ばしてきた今野康晴、ディフェンディングチャンピオンのチャワリット・プラポールの3人が、通算10アンダーで首位に並んだ。

単独トップからスタートした深堀が、2バーディ、2ボギーと苦しい状況ながら首位をキープした。本人もホールアウト後にこう振り返っている。「どうにか離されずに終われたので良かったです。今日は出来れば3つスコアを伸ばしたかったけれど、ラフにボールが入ると大変でした。まあ、みんな難しい状況だから・・・。明日は13アンダーまではいきたいですね。そこまで伸ばせればチャンスはあるだろうし、今の自分のゴルフなら出せると思うんですよ」

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さらに、4バーディ、2ボギーと2つスコアを伸ばしてきた今野も、厳しい胸の内を明かす。「ラウンド途中までは、上位に入るのは難しいと思ったんですけれど、他の選手も伸び悩んでいたので可能性が出てきました。風の読みが大変で、できる限り安全なポジションへボールを運ぶように心がけたのが良かったですね。先週優勝した時に妻に相談して、お小遣いを賞金の3%にしてもらったんですよ(笑)。今週も妻が観に来てるから、気を抜いたプレーはできませんね」

そんなトップグループを、通算9アンダーで追うのが星野英正、近藤智弘ら4人だ。なかでも星野は、8月の「サン・クロレラ クラシック」で、深堀と熾烈な優勝争いを演じて破れているだけに、今大会での雪辱に燃える。「雨と風との戦いは楽しみでした。今日は本当に楽しくラウンドできましたよ。僕は北海道の空気があってるのかも知れませんね」と逆転優勝へ向けて意欲十分だ。

また、アマチュア15歳のスーパー中学生、伊藤涼太も、4バーディ、2ボギーと2つスコアを伸ばすなど大健闘。通算6アンダーの15位タイと、上位入賞を狙える位置につけている。「とにかく前半調子が良くて、バーディが取れたのが大きかったです。ボギーの後に、すぐに取り返せたのも良かった。明日は最後なので、少しでもスコアを上げてフィニッシュしたいです」

2005年 ANAオープンゴルフトーナメント



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