2005年 東建ホームメイトカップ
期間:03/24〜03/27 場所:東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)
2連覇に向け藤田寛之が5アンダーの首位スタート!!
2005年の国内男子ツアーの幕開け「東建ホームメイトカップ」が、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開幕した。3ヵ月におよぶオフシーズンを終え、女子よりも3週間遅い開幕戦となる。
練習ラウンドの火曜日が雨、そしてプロアマ戦が行われた水曜日には強風と雨で気温は6度まで下がる状態だった。しかし、大会初日の朝は太陽が芝を照らす最高のコンディションとなった。ところが、午後になり雲行きが怪しくなると、16時ころには雨が降り出し、プレーの進行も遅れる状態になってしまった。
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初日首位に立ったのは5アンダーをマークした藤田寛之と高橋竜彦の2人。ディフェンディングチャンピオンの藤田は、このコースの攻略法を知っている。フロントナインで5つのバーディを奪い、終盤の難しいホールは全てパーで凌いだ。2年連続優勝に向け最高のスタートを切った。
1打差の4アンダー3位タイには、近藤智弘、高山忠洋、谷原秀人、伊藤修司の4人が並んだ。谷原は今シーズン米ツアーを主戦場としているが、今週行われる「ザ・プレーヤーズ選手権」など規模の大きな大会には出場できないため一時帰国。米ツアーでは苦戦しているが、慣れ親しんだ日本のコースで調子を取り戻してもらいたい。また、近藤、高山と初優勝が待ち遠しい2人も好スタートを切った。
さらに1打差の3アンダーに谷口徹、宮本勝昌。2アンダーには深堀圭一郎、小田龍一など、初日の上位は日本勢が独占した。活躍が期待される伊沢利光は1オーバー35位、宮里聖志はイーブンパーの52位。宮里優作は片山晋呉と並び6オーバーの116位と大きく出遅れた。片山はインフルエンザにかかり、前日のプロアマはスタート直前にキャンセル。大会出場が危ぶまれただけに、体調は良くないようだ。