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賞金王争いに明暗!池田が首位発進、遼は最下位

国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の初日、最終組で賞金ランキングトップ3のキム・キョンテ石川遼池田勇太が同組となり、会場を訪れた6,425人の注目はこの一組に集中する。しかし、3選手はそれぞれ大きく明暗を分ける結果となった。

この日、7バーディノーボギーの完璧なゴルフで単独首位に立ったのは、2週前の優勝で勢いにのる池田だった。2ヶ月の試行錯誤を経てこの最終戦から投入したアイアンが絶好調で、バーディチャンスを量産する。注目組での初日にも、「緊張の“き”の字も無かった」と、普段通りのプレーを見せた。

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また、現在賞金ランキングトップのキムも、1イーグル2バーディの「66」、通算4アンダーで5位タイと好スタートを切っている。コースの両サイドを埋め尽くすギャラリーは、イメージを出しやすいので好きというキム。1番ホールこそ緊張したと打ち明けたが、すぐに自身のプレーを取り戻した。

二人と対照的な初日となったのは、優勝で逆転賞金王へ望みをつなぐ石川。序盤のバーディチャンスを逃すと、4番、5番と連続ボギー。6番ではティショットがOB、11番では3打目が木にのってしまうトラブルにも見舞われ、通算6オーバーの28位と昨年に引き続く最下位スタートとなってしまった。

なお、首位と2打差の2位タイには、富田雅哉B.ジョーンズ藤田寛之の3選手がつけている。

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2010年 ゴルフ日本シリーズJTカップ



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