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石川遼が大混戦を抜け出し、首位で最終日へ!

福岡県の芥屋GCで開催されている、国内男子ツアー第11戦「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」の3日目。前日が雷による進行の遅れで、サスペンデッドになったため、第2ラウンド残りが午前7時10分から再開された。

第2ラウンドの全選手がホールアウトした時点で、首位は通算13アンダーの石川遼。2打差の通算11アンダー単独2位に谷口徹、通算10アンダー3位タイには平塚哲二藤田寛之原口鉄也谷昭範谷原秀人が並ぶ混戦となった。

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そして迎えた第3ラウンドは、首位スタートの石川がいきなりスコアを崩し想定外の大混戦となる。13時10分に1番からスタートした石川は、ティショットを左に大きく曲げてOB。ダブルボギースタートで、11アンダーの谷口に追いつかれてしまった。

その後、最終組がスコアメイクに苦しむ中、通算7アンダースタートの片山晋呉、通算8アンダースタートの矢野東などが11アンダーまでスコアを伸ばし、一時は11アンダーで10人が並ぶ展開となった。

この大混戦を抜け出したのは石川だった。打ち上げの7番でバーディを奪うと、14番までに4つのバーディを積み重ね、通算15アンダー。最終18番パー5は、ティショットを右に曲げると2打目も右。アプローチも1mショートし、納得いかぬ状態でパーパットも外してしまった。

結果、石川が通算14アンダーで単独首位をキープ。1打差の通算13アンダーに藤田寛之と、3番パー3でホールインワンを記録するなど7ストローク伸ばした菊池純。通算12アンダーの4位タイには、8ストローク伸ばした近藤共弘をはじめ、宮瀬博文池田勇太今野康晴原口鉄也プラヤド・マークセン(タイ)の6人が並んだ。中盤には首位タイに浮上した矢野、谷口は、以降はスコアを伸ばせず通算11アンダーの10位タイとなっている。

2009年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント



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