2009年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント
期間:08/27〜08/30 場所:芥屋ゴルフ倶楽部(福岡)
石川遼が大混戦を抜け出し、首位で最終日へ!
福岡県の芥屋GCで開催されている、国内男子ツアー第11戦「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」の3日目。前日が雷による進行の遅れで、サスペンデッドになったため、第2ラウンド残りが午前7時10分から再開された。
第2ラウンドの全選手がホールアウトした時点で、首位は通算13アンダーの石川遼。2打差の通算11アンダー単独2位に谷口徹、通算10アンダー3位タイには平塚哲二、藤田寛之、原口鉄也、谷昭範、谷原秀人が並ぶ混戦となった。
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そして迎えた第3ラウンドは、首位スタートの石川がいきなりスコアを崩し想定外の大混戦となる。13時10分に1番からスタートした石川は、ティショットを左に大きく曲げてOB。ダブルボギースタートで、11アンダーの谷口に追いつかれてしまった。
その後、最終組がスコアメイクに苦しむ中、通算7アンダースタートの片山晋呉、通算8アンダースタートの矢野東などが11アンダーまでスコアを伸ばし、一時は11アンダーで10人が並ぶ展開となった。
この大混戦を抜け出したのは石川だった。打ち上げの7番でバーディを奪うと、14番までに4つのバーディを積み重ね、通算15アンダー。最終18番パー5は、ティショットを右に曲げると2打目も右。アプローチも1mショートし、納得いかぬ状態でパーパットも外してしまった。
結果、石川が通算14アンダーで単独首位をキープ。1打差の通算13アンダーに藤田寛之と、3番パー3でホールインワンを記録するなど7ストローク伸ばした菊池純。通算12アンダーの4位タイには、8ストローク伸ばした近藤共弘をはじめ、宮瀬博文、池田勇太、今野康晴、原口鉄也、プラヤド・マークセン(タイ)の6人が並んだ。中盤には首位タイに浮上した矢野、谷口は、以降はスコアを伸ばせず通算11アンダーの10位タイとなっている。