フランスのパリにあるル・ゴルフ・ナショナルで開催されている、欧州男子ツアー第29戦「フランスオープン」の3日目、パブロ・ララサバル（スペイン）が、優勝に王手をかけている。

首位でスタートしたララサバル。スコアを伸ばしきれなかった前日から一転、この日は前半だけで2度の連続バーディをマークし、独走態勢に入る。後半に入ってからは、1バーディ、1ボギーと、スコアを伸ばせず、通算11アンダーとするに止まったが、それでも2位との差は3ストローク。完全優勝に大きく近づいている。

＜＜　下に続く　＞＞

通算8アンダーでララサバルを追うのは、コリン・モンゴメリー（スコットランド）と、ソレン・ハンセン（デンマーク）。どちらも前半にスコアを伸ばし、首位に食らいついたが、後半に失速。ララサバルを捕らえきれずホールアウト。明日の最終日に逆転優勝をかける。

首位からスタートしたデビッド・リン（イングランド）は、3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず通算7アンダーのまま。リー・ウェストウッド（イングランド）は開始4ホールで3バーディと一気に首位に迫る勢いを見せたが、その後は沈黙、リンと共に、4位タイでホールアウトしている。

ララサバルの独走か、それとも実力者たちが阻むのか？最終日のゴルフから目が離せない。