リー・ウェストウッド涙の優勝会見
2003年 BMWインターナショナルオープン
期間:08/28〜08/31 場所:ゴルフクラブミュンヘン、Nord-Eichenried(ドイツ)
R.ジャクリンが10アンダーで飛び出した!!
2003年欧州ツアー第31戦『BMWインターナショナルオープン』が、ドイツのゴルフクラブミュンヘンで開幕した。出場した選手が口々に「簡単なコース」というように、初日からビッグスコアが連発している。
初日首位に立ったのは、フランスのラファエル・ジャクリン。今月初めに行われた「ノルディックオープン」でも初日に10アンダーをマークして飛び出したが、今週もいきなり10バーディを奪っている。前回の試合では、ガールフレンドをキャディに従え奮闘したが、今週は通常のキャディとのラウンドだ。
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2打差の8アンダーには、トーマス・ビヨーンなど4人が並んでいる。10番ホールからスタートしたビヨーンは、前半パープレーを続け18番でようやく1つ目のバーディを奪った。ところが後半は、2、3番で連続バーディのあと、5番ホールから最終9番まで5連続バーディという猛チャージをかけてきた。
今シーズンのビヨーンは優勝こそ無いが2位が3回あり、賞金ランキングは3位につけている。今週こそ優勝して首位をキープする南アフリカのアーニー・エルスを脅かしたいところだ。
しかし、そのエルスがいよいよ欧州ツアーに帰ってきた。4大メジャー、世界ゴルフ選手権を終えて、欧州ツアーもシーズン終盤に突入。欧州の第一人者として君臨するエルスを見ようと多くのギャラリーが詰め掛けた。
エルスとラウンドしたのは、一昨年この大会で優勝しているアメリカのジョン・デーリーと地元ドイツのアレックス・チェイカだった。飛距離では負けることの出来ないデーリーは、得意のオーバースウィングでギャラリーを沸かせたが、ホールによってはエルスがオーバードライブする場面もあった。初日のエルスは4アンダー21位、デーリーは2アンダー59位。好スコアが期待できるコースだけに、明日以降の展開が楽しみだ。