欧州男子ツアー第22戦『Aa St オマールオープン』2日目。初日トップのオーストラリア出身ブレット・ラムフォードが、2日目も安定したプレーで首位をキープ。トータル8アンダーで2位A.ソルトに1打差をつけている。

安定したプレーながら、初日に披露したグリーン上での魔法のタッチは影をひそめ、序盤にボギーを2つ叩く苦しい立ち上がりとなった。10番ホールからスタートし、2打目の距離感が合わずグリーンを外し、寄らず入らずのボギー。12番ホールでも5メートルの距離から3パットでボギーと昨日の勢いはなりを潜めた。しかしその後は5ホール連続パーでしのぐと、18番では我慢の甲斐あってこの日初めてのバーディ。後半は1番と9番でバーディを奪い、忍耐のゴルフで何とか首位の座を取り戻した。

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ブレット･ラムフォード
「昨日とはまるで違う一日だった。グリーンがトリッキーで、良いパットをしても今日は入らなかった。もっと良いスコアを出せたと思うが、全体的には満足している」

2位にはアマチュア時代セルヒオ・ガルシアのチームメートだったスペインのソルト。ソルトは過去2年間、欧州ツアーのクオリファイングスクールを通過し参戦しているが、まだ大きな成績は残していない。しかし「やっとプレー内容がスコアに反映されるゴルフができるようになった」と今日の結果に自信を持ったようだ。ソルトのツアー最高成績はカタールマスターズでの52位。「昨年は自分にプレッシャーをかけすぎた。今年はゴルフを楽しむようにしている。この調子が決勝ラウンドでも続くと良いね」。ここで一気に飛躍できるか。