金田、記録に迫るも・・・「えー、知らなかった!」
2003年 カナリアオープン・デ・エスパーニャ
期間:04/24〜04/27 場所:ゴルフ・コスタ・アデッセ(スペイン)
地元の意地!? J.M.オラサバルが好位置をキープ!
欧州男子ツアー第15戦「カナリアオープン・デ・エスパーニャ」2日目。首位に立ったのは、イングランドのP.ケーシーとM.タニクリフ。今シーズンの前半36ホール最少スコア記録にならぶトータル15アンダーで2日目を終えた。なおタイ記録は、「ジョニーウォーカークラシック」でE.エルス、「カールズバーグ・マレーシアオープン」でA.アトワルが達成している。
P.ケーシーは25歳と若手ながらツアーで2勝を挙げている選手。今シーズンはオーストラリアで行われたANZ選手権で優勝している。また同じく首位に立っているM.タニクリフは34歳と中堅どころながら、昨年ツアー初勝利を挙げた遅咲きプロだ。
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トップに立っている2人だけでなく、好スコアが続出している今大会。2打差の13アンダーには4人、3打差の12アンダーには8人がひしめいている。
日本でおなじみのJ.M.オラサバルも好位置をキープしているひとり。2週前のマスターズでは8位に入り健在ぶりを世界にアピールしていた。今大会は母国スペインで開催されているだけに、気合も充分なはず。特にカナリア諸島でのトーナメントでは3勝を挙げているだけに活躍が期待される。
同じくスペインの英雄、S.バレステロスは昨日4アンダーと元気な姿を見せたが、2日目伸び悩みトータル5アンダーでフィニッシュ。残念ながら1打足りずに予選落ちとなった。また、ディフェンディングチャンピオンのS.ガルシアは8アンダーの45位。首位との7打差をどこまで詰められるか、明日3日目の結果しだいではまだまだチャンスがある。
全英アマチュアチャンピオンとして注目度が高かったスペイン出身のA.ララサバルは残念ながら予選落ち。なお、A.ララサバルは来週来日予定。日本ツアー・中日クラウンズに出場する。