2012年 オメガドバイデザートクラシック
期間:02/09〜02/12 場所:エミレーツGC(UAE)
R.カブレラベローが逆転勝利! L.ウェストウッドは2位タイ
◇欧州男子◇オメガドバイデザートクラシック最終日◇エミレーツGC(UAE)◇7301ヤード(パー72)
3日目を終えて首位に立ったリー・ウェストウッド(イングランド)に、1打ビハインドで追いかけるスペインの27歳、ラファエル・カブレラベローが、ノーボギーの「68」をマークして、通算18アンダーで逆転勝利を飾った。カブレラベローの優勝は2009年の「オーストリアオープン」以来約3年ぶり。
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最終組が風に苦戦する中、1つ前の組で回るカブレラベローはバックナインで3つのバーディを奪取。「とにかく自分のすべきことに集中しようと努めたんだ。ゴルフは非常に忍耐が必要なスポーツ。今日は忍耐強くチャンスを待ち、それがバックナインでの良い結果に繋がった」と勝因を振り返った。
ウェストウッドは序盤の2番パー4でイーグルを奪ってリードを広げるも、その後はパッティングに苦戦。最終18番も沈めればプレーオフのパットを外して、スコットランドのステファン・ガラチャーとともに2位タイでフィニッシュした。ウェストウッドは同大会で3度目の2位フィニッシュと惜敗を喫している。
2009年の同大会覇者で、5位タイからスタートしたロリー・マキロイ(北アイルランド)は、前半に3ストローク落として優勝争いから脱落。後半に4つのバーディを奪って巻き返しを図るも、通算14アンダーの5位タイでフィニッシュしている。同じく5位タイにはジョージ・コートジー(南アフリカ)、スコット・ジェイミソン(スコットランド)、ソレン・ケルドセン(デンマーク)が並んだ。
同じく5位タイからスタートしたマーティン・カイマー(ドイツ)は、序盤3ホールでチャンスにつけるもバーディを奪えず、2ストローク落として通算11アンダーの13位タイでフィニッシュしている。