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G.F.カスタノが“持越しプレーオフ”を制す

◇欧州男子◇バークレイズ・シンガポールオープン 最終日◇セントーサGC(シンガポール)

13日(日)のサスペンデッドのためよく14日(月)に順延されていたプレーオフを行い、ゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ(スペイン)がジュビック・パグンサン(フィリピン)を破って3年ぶりの勝利を挙げた。

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前日夕方の雷雨のため、翌月曜日への持越しが決まっていたプレーオフは、午前7時30分から再開された。18番(パー5)の繰り返しで行われる1ホール目、両者はともに第3打からスタートし、いずれも寄せきれずに結局3オン2パットのパーとした。

しかし2ホール目でバーディパットを外したパグンサンに対し、カスタノは3オン1パットでバーディを奪って決着。今季は腰の故障などの影響で不振が続いていたが、2008年の「ブリティッシュ・マスターズ」以来の勝利に酔いしれた。

<プレーオフ途中でサスペンデッド! 決着は翌日へ持ち越し>

悪天候により54ホールに短縮されるなど、天気に祟られている今大会。この日行われた最終ランドは順調に進行し、単独首位からスタートしたゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ(スペイン)と、5打差で追うジュビック・パグンサン(フィリピン)が通算14アンダーで並んでホールアウトし、決着は18番(パー5)によるプレーオフに委ねられた。

ところが、再び今週を象徴するようなことが。ここで雷雨に見舞われ、プレーオフ1ホール目に中断。そのまま再開不可能と判断され、競技はサスペンデッドに。翌月曜日の明朝7時30分、プレーオフ1ホール目の途中から再開される運びとなった。

通算13アンダーの3位タイには、アンソニー・キムルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)。通算12アンダーの5位タイに、ダニー・リー(ニュージーランド)、エドアルド・モリナリ(イタリア)、ジュースト・ルイテン(オランダ)が続いた。

日本勢では、丸山大輔が通算5アンダーの33位タイ、市原弘大が通算1アンダーの66位タイで終えている。

2011年 バークレイズ・シンガポールオープン



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