スイス、クラン・シュル・シエールGCで開催されている、欧州男子ツアー第34戦「オメガ欧州マスターズ」2日目。この日「65」と猛チャージをかけ、一気に独走態勢に入ったのは、セルヒオ・ガルシア（スペイン）。これに、前日トップタイのゲーリー・ホーストン（ウェールズ）が3打差で追いかける展開となった。

この日、やはり実力通りというべきか、ガルシアが素晴らしいプレーを展開してギャラリーを魅了した。バーディの数から言えば前日より1つ少ない5バーディだったものの、圧巻は5番の339ヤードのパー4。放たれたテーショットは見事ワンオンし、イーグルをもぎ取るパフォーマンスを見せ、ファンを湧かせた。結局、1つボギーは叩いたものの、この日6アンダー、通算11アンダーとして、2位に3打差をつけ単独首位に踊り出た。

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単独の2位につけたのは、前日トップタイのホーストン。昨日ほどのスコアは叩き出せなかったものの、この日「69」と踏みとどまり、通算8アンダーとしている。また、3位には、この日ガルシアと同じ「65」をマークしたフランスのジャン・バンデベルデが通算7アンダーとして一気に浮上した。

前日トップタイにいた、デビッド・カーター（イングランド）は伸ばし切れず通算5アンダーの8位タイに、ヤルモ・サンデリン（スウェーデン）も通算4アンダーまでスコアを落とし12位タイまで順位を下げている。