チェコにあるプロスパーゴルフリゾートで開催されている、欧州男子ツアー第31戦「チェコオープン」の最終日。ピーター・ハンソン(スウェーデン)がプレーオフの末に今季2勝目を挙げている。

2位に4打差をつけて最終日を迎えたハンソン。しかし、立ち上がりの2番からいきなりの3連続ボギー。そのご2バーディを奪い返すも12番ではダブルボギーを叩き絶体絶命。それでも16番でバーディを奪い辛くもプレーオフにこぎつけると、ゲーリー・ボイド(イングランド)、ピーター・ローリー(アイルランド)をプレーオフ2ホール目で下し、今季2勝目。内容が悪いながらも、勝利を手にするあたりはさすがの一言。今季残り試合でも活躍が期待できそうだ。

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ハンソンにプレーオフで敗れ去ったボイドとローリーはレギュラーラウンドの内容では圧倒的にハンソンを上回りながらも、最後のところで執念、詰めの部分が甘く、ハンソンに逆転を許した。

通算9アンダー、単独4位にはアンソニー・ウォール(イングランド)。サイモン・ダイソン(イングランド)とジュリアン・ジェリエール(フランス)が5位タイ。スペインのミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)は伸びを欠き、通算7アンダー、5位タイで大会を終えている。