2008年 南アフリカオープン選手権
期間:12/18〜12/21 場所:サン・ノム・ラ・ブロテッシュGC(南アフリカ)
R.スターン、プレーオフの末に母国で優勝を飾る!
南アフリカのパールバレー・ゴルフエステートで開催されている2009年の欧州男子ツアー第5戦「南アフリカオープン選手権」の最終日。リチャード・スターンがギャレス・メイビン(北アイルランド)とのプレーオフの末に優勝を手にしている。この勝利で、地元・南アフリカ勢が大会8連覇を達成している。
11位タイからスタートしたスターンは、この日4日間を通して初のノーボギーでラウンド。ラスト2ホールで連続バーディを決め、通算14アンダーとして順位を上げ、先にホールアウト。一方、逆転優勝を狙うべく2位タイからスタートしたメイビンは、前半2つスコアを伸ばしたが、その後は沈黙。通算14アンダーでスターンと並びホールアウトした。首位でスタートしたリー・ウェストウッド(イングランド)はスコアを落とし、勝負はスターンとメイビンのプレーオフへともつれこんだ。
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18番パー5で実施されたプレーオフでは、サードショットをピンそばに寄せたスターンのプレッシャーに対し、メイビンがバーディパットを失敗。キッチリとバーディを奪ったスターンが見事な逆転優勝で、地元勢の8連覇に華を添えた。
通算13アンダー、3位タイには、ウェストウッドに北アイルランド期待の星・ロリー・マキロイ、そしてアーニー・エルスの3人。優勝の最右翼と目されていたウェストウッドは、前半4ボギーを叩いたことが響き自滅。初優勝を狙ったマキロイは、立ち上がりの連続ダブルボギーが最後まで取り返せないまま、あと一歩でプレーオフ進出を逃し、プロ初勝利はまたしてもお預け。そして、37位タイからスタートし、優勝にはノーチャンスと思われていたエルスは、9バーディの猛攻を見せてフィニッシュ。大会を大いに盛り上げた。