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3打差を追うさくら、最終日は27ホールの戦いに

「フジサンケイレディス」2日目は、朝から雨が降り続ける上に寒さも厳しい最悪のコンディション。刻々と雨脚も強まり、最終組の横峯さくらがスタートする9時30分ごろには、大粒の雨が選手の体を打ちつけた。

4アンダーの3位タイ、首位を3打差で追う横峯は、前半の2番でボギーを叩くも、続く3番パー4では2メートルにつけてバーディ。4番パー5ではティショットを左の林に打ち込むなどボギーとするが、再び直後の5番でバーディを奪い返し、前日に口にしていた目標どおり“我慢のゴルフ”を展開し続ける。

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だが、風が強まってきた6番パー3でティショットをグリーン手前のバンカーに打ち込むと、2打目はグリーンをオーバーして奥のラフへ。2メートルに寄せるが、このボギーパットがカップを蹴られて痛恨のダブルボギー。「あれがボギーで済んでいたら我慢できたかな、と言えたと思いますが…。もったいなかったですね」と表情を曇らせた。

その後、9番を終え後半へ折り返すところで、降雨によるコンディション不良のためサスペンデッドが決定。横峯は明日の最終日、逆転勝利をかけて第2ラウンドの残り9ホールを含めた27ホールをプレーし、3打差を追う。「今日のコンディションに比べたら、(27ホールの方が)ぜんぜん良いと思う。不安はありません」と横峯。明日は強風が予報されているが、「いかに我慢して、スコアに結びつけるかですね」と、今季2勝目に向けてのプランを掲げていた。

2009年 フジサンケイレディスクラシック



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