上がり3ホールで2バーディ。辛くも逆転Vへの望みを繋いだ横峯さくら

長野県の軽井沢72ゴルフ 北コースで開催されている「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の2日目。首位を4打差で追う横峯さくらは、4バーディ、1ボギーの「69」でホールアウト。3ストローク伸ばして通算4アンダーの13位タイに浮上し、首位に4打差で最終日を迎える。

序盤はティショットに微妙な乱れが見られ、大きな曲がりではないもののフェアウェイを外すホールが目立った。「前半はラフに入ったりしてチャンスが少なかった」と、アウト9ホールは1バーディ、2ボギーとやや伸び悩み。対して、バーディが乱れ飛ぶ上位との差は広がっていった。それでも、「後半は良くなった」というショットの復調とともに、プレー内容も徐々に安定。終盤の16番（パー5）、最終18番とバーディを重ねて締めくくり、逆転優勝への望みをつないで予選2日間を終えた。

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「（バーディ）チャンスは、フェアウェイからじゃないと難しい。明日はいかにフェアウェイに置けるかだと思う」と、最終日のポイントを掲げる。前半のショットの曲がり幅も「許せる範囲」と、横峯の表情から深刻さはうかがえない。

今週のコースを評して「（スコアが）出そうで出ないコース」と横峯。まずは序盤からのショットの精度が、この2日間の消化不良を晴らす鍵となる。（長野県軽井沢町／塚田達也）