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さくら、出入り激しくギリギリで予選通過

静岡県の東名CCで開催中の国内女子ツアー「スタンレーレディスゴルフトーナメント」2日目。横峯さくらは第1ラウンドの未消化分、17ホールをプレーし、2オーバーの63位タイで36ホールの短縮競技となった最終ラウンドを迎えることになった。

初日は唯一プレーできた1番でバーディを奪った横峯。この日は午前9時過ぎにプレーを再開すると、スタートホールの2番、そして4番と2メートルのパーパットをねじ込む我慢の展開で滑り出した。ところが、霧に包まれた打ち下ろしの5番で“大渋滞”。ティグラウンド脇で1時間半ほど待機し、「体が固まってしまった」と、ようやく放ったティショットを左に曲げ、2打目は出すだけ。6番アイアンでの3打目でも乗らず、4オン2パットのダブルボギーとした。

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8番から2連続バーディを決めて巻き返すも、10番、12番をボギーという悪い流れ。全米女子オープン翌週の試合は「体自体は元気なんですけど、ちょっとおかしいというか…修正ができませんでした」と悩めるコンディション。13番でこの日3つ目(同ラウンドでは4つ目)のバーディを奪った直後の14番では、セカンドショットを木に当ててしまい、またもダブルボギー。「あそこもボギーで上がらないといけなかった」と、肩を落とした。

「74」とスコアを落として第1ラウンドを終えたが、36ホール決戦となったため、15日(日)の最終ラウンド進出者は上位70位タイまで(実際は63位タイまでの76名)と設定された。ホールアウト直後は予選カットラインのボーダーライン上で「落ちてしまったら、それを受け入れて一からやるしかない」としていたが、16番のバーディがものをいい、なんとかギリギリで予選を通過した。残り18ホールでトップとは8打差と苦しいが、ギャラリーは“底力”を期待している。(静岡県裾野市/桂川洋一)

2012年 スタンレーレディスゴルフトーナメント



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