休み明けの横峯「モチベーションはすごく高い」
先週、体調不良で大会を欠場した横峯さくらは、自宅のある宮崎には帰らずに東京で療養に努めたという。クラブもほとんど握ることなく、「パターでボールを転がすくらい」。体調の回復を待つと共に、気持ちのリセットも行った。
その甲斐があってか、今週は「モチベーションはすごく高いです」と元気な姿で伊勢志摩に現れた。とはいえ、ラウンドは昨日のプロアマ戦18ホールのみ。大会前日のこの日は、コースに来たものの練習のみで切り上げた。
「ショット、パットとも感触はいつも悪くないんだけど、試合になってしまうとかみ合わない・・・。(プレッシャーを)掛けているつもりはないけど、そういう風になっていたのかなと思います」。
終盤を迎えている賞金女王争いで、横峯はトップのアン・ソンジュと約4000万円差の3位につけている。「残り4試合の中で一勝できればそういう感じになると思うけど、今は全くないですね」と、周囲の期待とは裏腹に横峯は平然とした様子。逆転女王に向けて、まずは今週視界をクリアにしたいところだ。(三重県志摩市/今岡涼太)