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さくらは完敗「勝負の世界なので・・・」

国内女子ツアー「富士通レディース」の予選2日間をイーブンパーの26位タイで終えた横峯さくらは、最終日のバーディ量産を狙ってスタートした。ところが、この日もボギーが先行する苦しい展開となった。

それでも前半は2バーディ、2ボギーのイーブンで終え、後半の巻き返しを狙ったが、17番までに4つのボギーを重ねてしまった。最終18番で、この日3つ目のバーディを奪ったが、通算3オーバーの34位タイという結果に終わった。

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「今日もやっぱりパットに悩まされる1日でした。まあ、少しはヒントみたいなものは見えてきた感じはありますので。でも、今日は1日気持ちを前向きにはもっていけませんでした」と、ラウンドを振り返る。

横峯のいうヒントとは、パッティング時にヘッドアップしてしまうことと、テークバックが少し速くなっていたことだと明かす。

賞金女王争いで2位につける横峯だが、首位のアン・ソンジュ(韓国)とは、今大会始まる前に3000万円以上引き離されていたが、今週アンは単独2位と、さらにその差を700万円広げられた。「勝負の世界なので。そこは、勝つべき人が勝つだろうしという感じなので・・・」と白旗を肩まで挙げかかった。

そして、次週以降に向けても「良くなる雰囲気はあまりないですね(笑)。今は自分のことで精一杯なので・・・。でも、アンさんの勢いを止めたいとは思いますので、頑張ります」と、力なく答えるしかなかった。(千葉県千葉市/本橋英治)

2011年 富士通レディース



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